すまき俊悟

クルンかわいいよクルン
どうもシュクレールです。

 

主にマイナーな本を紹介して、売上アップを狙いたいんです。
別に今現在は関係者ではないですが。
本屋でアルバイトしてた名残ですきっと。
自分の書いたPOPで売上少しでも伸びると嬉しいですよね。
どこぞのアキバなんたらにそれが紹介されると嬉しいですよね。

でまぁ、この本は一巻が出た時から買ってます。
というのもイラストのすまき俊悟さんを知っていたからです。
昔からの癌畜ならお分かりでしょうが、アンソロジーのイラストを良く書いていました。
こうやって商業に出て行くとなんだかこっちも嬉しい気分です。
ってこんな内容の記事を昔も書いた気がする。

一応適当に間違えながらサックリと作品紹介
公式から持って来てないので読んだ私の認識の範囲です。

この世界には幾つもの並行世界があり、神がそれを管理している。そのひとつであるいわゆる私たちの世界を舞台としたお話。世界は人々の認識で成り立っていて、誰にも認識されなくなると「ブランク」という状態に陥る。そのブランクは都市伝説のように噂や想像などを糧にして具現化し世を脅かしている。そのブランクを神に変わって記録する管理者が各並行世界には存在していて、聖獣とよばれるサポータとともに日々記録を行っている。記録されたブランクは元に戻り、その記録は本として神の管理するデータベースに並べられる。

あれ、なんだか読んだ内容に反してまともな内容だ。

とにかくコメディ路線。
設定はまともなのに登場人物が全員残念。
主人公は天パだし、ヒロイン1は自信家だし（出来ないのに、自信満々でトライしていろいろ残念な結果になる）、ヒロイン2はレ○ビアンだし、神様は貧乏だし適当だし。聖獣のクルンだけがもう頼みの綱です。クルンかわいいよクルン。

電車で読んでると、たまにクスっと笑いたくなるような本です。結構危険。

あ、そうそう筆者（瀬那和章さん）に付いてもふれておかないと。
Under異界ノスタルジアで電撃文庫で銀賞？だったかな。サイコホラーのような本でデビュー。でもそっちはあんまりおもしろくｎ。

ヒロイックでもなにか心に響く本でも無いけど、あたまゆるゆるで読める本です。
クルンでご飯三杯はいけるね！