【ラノベ】カゲロウデイズ1，2

オビに半分騙されたような気がしないでもない。

というわけで物自体は2ヶ月前くらい？に読んでいたんですが、
TERA記事とかあったのと、あまり気乗りがしなくて記事にするのが後回しになっていました。






1巻紹介文
『カゲロウデイズ』他、関連動画再生数1000万超の物語がここに! 本人書き下ろしノベル登場! 

『カゲロウデイズ』他、ニコニコ動画に投稿された楽曲の関連動画再生数が1000万を超える超人気クリエイター・じん(自然の敵P)。その本人による書き下ろしノベルが登場! 全ての関連楽曲を繋ぐ物語が初めて明かされる! 
――これは、8月14日と15日の物語。やけに煩い蝉の声、立ち揺らめくカゲロウ。真夏日のある日にある街で起こった一つの事件を中心に、様々な視点が絡み合っていく……。
新感覚の燦然たるエンタテインメント体験がここに! 『目』が眩むほどの衝撃を見逃すな!

2巻紹介文
大ヒットノベル『カゲロウデイズ-in a daze-』待望の続編が早くも登場! 

ニコニコ動画に投稿された楽曲の関連動画再生数が1000万を超える超人気クリエイター・じん(自然の敵P)。
その本人による書き下ろしノベルの第2巻が早くも登場! 全ての楽曲を繋ぐ物語はついに核心へと向けて動きだす。 
――これは、少年と少女の物語。あの『事件』のその後の話。そして、とある『過去』が明らかになる……。
新世代の作家が描く燦然たるエンタテインメント体験! 『目』を疑うような衝撃を見逃すな!


あぁ、そうそうこんな文句でしたね。

ちなみにニコニコの方の楽曲は知らんです。ボカランとかはたまにみてるのでじんさん自体は一応名前は知ってるっていう程度です。ので、もしかしたら楽曲聴いてないと面白さがわからないのかも？って言うことを前置きしておきますね。一応。


紹介文読んだ時に思ったのは、
エクスクラメーションおおいなーｗｗｗっておもった。
あと事件とかいうからタイプOーンとかあんな感じの想像したんだけどさ。
いやもう全くの見当違いでコレはきっと自分のせいなんですが。
そんな気持ちで読んだものだから
オビに騙された！！
って思ったわけです。

いやままあること。

そんな感じなので目も眩まないし目も疑わない。
口はあいたけど( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ

ウイルスっぽい自立AIのナビっぽいのがいつのまにかインスコされてるニートの主人公が数年ぶりにお外に出て買い物に行くみたいな話で。その先でなんか立てこもり事件が起こったり。
主人公の妹がなんか目立つっていう特性を持ったアイドルで、その特性に困っているところを、なんかその筋っぽいひとに「直してあげよう」みたいなこといわれて、買い物に行くんだけど、たまたま同じ場所で立てこもり事件に遭遇。
なんか能力てきなもので解決しちゃって。結局ニート主人公はなんだったのだろうっていう感想。

話としても「うーん・・・」

2巻ではそのたぶん自立AIの話っぽいんだけど、
元は人間でそのときの悲しい？過去話があってなんか悪の陰謀でAIになっちゃったみたいな。

話のテーマがどこにあるのか見えないフワフワっとした感じです。
1巻と2巻読み終わった時に
「ねぇ、この前置きいつまで続くの・・・？」
っていうくらいなんかふらふらっとしている。
能力の仕組み的な説明もなく結果だけが出力されてくる。
で、AIちゃんは何がしたいわけ？
立てこもり犯の目的は？組織は？
悪の陰謀との関係はあるのか？
そもそも例の先生はなにものなのか？
とにかくフラグだけ撒き散らかすだけ撒き散らかして
2巻まで読んでも回収しねーわでどうすんのこれ。
むしろフラグでもなく事象をそこにおいただけでどこにもつながってないって言うならヤヴァいよね。
元々楽曲有りきってかんじで読み進めないとわからないってものなら
たとえ面白くても真実に辿り着く前に脱落するわこれｗｗ
もしくはまとめてから発刊してください。

べつに文体とかつまらないわけでもないし、
読むの自体は苦痛じゃないんだけど
「で？」
っていう感じです。

まぁ音楽も文章も好き嫌いあるので
そんな感じでしょうかね。
バリバリの恋愛小説のようにやり取りっていう過程が最重要
っていう書き方、おはなしならば、きっと上記のような感想を抱きそう。
まぁ、恋愛小説はその方針が明確なのですが・・・。

曖昧な感じのものでやられると「うなー」ってなる。
ようは帯の煽りが気に食わないっていうだけかコレ？

ランク3.0