【ラノベ】ミニッツ4 スマイルリンクの歌姫

4巻でとりあえず終わりだそうです。
うーん・・・さいきんホント短いね。





ってことでミニッツ4巻です。

1分だけ他人の心を読むことができる主人公。
その反動に1分間は思っていることを喋ってしまう。

この物語のキャラクターはこうした能力者が何人か登場します。

主に、この能力を使ってのゲームなどの心理戦を繰り広げていたわけですが・・・。
4巻は特にそういうものもなく、ふつーの学園祭のはなしでした・・・。

えぇ、心理戦がなくてとてもガッカリです。
タコの入ってないたこ焼きです。

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とはいえ、ちょっと懐かしいなとも思える内容でした。

学園祭っていうと多くのラノベでネタにしていますが、
こうも、現実的で奇抜な内容のない学園祭を描くのも
ラノベ的には珍しいかなとも思います。
でも、実体験に訴えてくる内容ではありました。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが。
2時半の魔法は「あぁ、こういうのあったよね！」
と自分の学園祭の思い出も蘇ってくるようでした。

しかし、多くのラノベでお決まりといっていいほど出てくる、
メイド喫茶とかコスプレ喫茶っていまの学園祭に実在してるの・・・？
自分が学生の頃にはそういうのがまだ流行ってない時代だったから、
いまの学園祭とか文化祭ってそういうのあるのかなーと。
ちょっと気になった次第です。
うちの高校だと、資金的な部分はかなり制約があったので、
衣装を集めるのが無理な気がしますよ。
食べ物も試食して検便検査とかやらされたし、
収支にかんしても黒字になっちゃいけないとかありましたし。
収支報告もさせられましたし。
そんなんで、現実の食べ物系の出し物ってかなり大変なんスよね。

でもってスマイルリンクっていう企画はちょっと地味すぎかなーともおもいました。
とはいえ、最後の種明かしに関しては良かったですが。
というか自分ら仮装行列とかいう出し物やったナ・・・・。
仮装して歩きまわるだけ・・・。
あれ？ならメイド服調達できるのか・・・？

とまぁそんな感じで自分の体験と重ねて見れる感じの内容でしたね。

とはいえミニッツの売りである心理戦が全然無いので、
それを期待して買ったわけなので、これらの懐かしい感覚はまた別の話。

というか設定をほとんど生かし切らないうちに終わったなーと言う印象。
鬼火憑きとかその辺の成り立ちあたりとか。
茉莉先輩の方面も中途半端でしたね。
本家関係も特に足突っ込まなかったし。
ほとんど上垣内と戦っていただけだった・・・。

というわけでミニッツに期待するものではなかったという意味で
ランクは2.5

つかほんとに続編ないの？

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