【ラノベ】インテリビレッジの座敷童2

続き物になるんかこれ



1回読み切りかとおもっていたら続き物になっていました。

1巻と同様に4人の視点からの短編集っぽくなってます。
が、大筋としてひとつの話になってます。

・妖怪に好かれ中心的な事件に関わるも
その真相にたどり着かない（その気がない）陣内忍
・妖怪に嫌われ中心地に辿りつけない
警察官内幕隼
・物語の中心地に力で食い込み踏み潰す
エージェント菱神舞

陣内忍はシステマチックに
内幕隼はリアリスティックに
菱神舞は圧倒的な暴力で不条理に
それぞれ巻き込まれた妖怪絡みの事件を解決します。

まぁ、和風の禁書というのが一番わかり易いかなとは思います。
書き方はちょっと違いますけど。

妖怪が当たり前に生息し、
その妖怪の特質を使ってなんか悪者が事件を起こすんですが
それをそれぞれの登場人物が解決してくって感じです。

どうやったら意図した形で任意に妖怪の特質を発言させるのか
っていうのが面白みの一つかなと思います。

まぁ鎌池先生の作品内での面白さの位置づけは個人的に
禁書≧ヘヴィオブジェクト＞座敷童
かなーとおもいます。

のでランク4.0

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