【ラノベ】リーガルファンタジー

ファンタジー（古き良きRPG）の世界に法治国家があったら？

そんな体で書かれる
ファンタジー×裁判

ランク3.5

もし「世界の半分をやる」と魔王に言われて「ハイ」と答えたら。

それが実現した世界でのお話です。

（ROのプリ試験でありましたねそんなの）

勇者が他人の家に勝手に忍び込んで物を盗むのは違法ではないのか？

そんなRPGのお約束に対して、よく考えたらこれ犯罪だよなってことをネタにしてます。

本作品の主題は「勇者弾劾裁判」

訴えられるのは救国の勇者（不死身の薬を飲んで今でも生きてる）

魔王の甘言になびいた勇者に罪はないのか。

彼を弁護するのは勝率99.9％の敏腕美人エルフ（御年XXX歳）と新米弁護士で本作の主人公でもあるフィオナ。

しかしその勇者がかなりなダメ人間なようで・・・。

科学的な証拠がないので

屁理屈上等の論破合戦！！

はたして勇者に下される判決は？

ちょっと変わった作風のラノベです。

裁判や法律といったものが主題ですが、そこはファンタジー。

法律に知識がなくても全然問題ありません。

ファンタジー世界特有の法律が登場します。というかあるいみRPGにおける暗黙の了解を明文化しただけというか。

そんな感じなのでラノベらしく仕上がっています。

あたま空っぽでおｋ。

絵は少なめです。さらにいうとキャラのアップが多く背景が殆ど無いので白い。

エルフの弁護士のスミオのキャラと絵にかなりギャップあり。

もうすこしここは何とか出来なかったのかなと。

というかスミオのカットが最初1回出てきたっきりでそれ以後なかったから読んでる時は結びつかなかった。

あと相手弁護士のカットいる？

ただでさえ少ない絵をそれで使ってしまうか？と疑問

絵にするシーンの選び方はそう悪くはなかったけど、

絵そのものの内容があまり良くなかったなー。

性格とイラストのギャップとか絵の白さとか。

えーっとえんため大賞でしたっけ。

龍ヶ嬢七々々と同じヤツですね。

題材が異色故にちょっと注目はありますが

なんか落ち着くところに落ち着いたオーソドックスな結末でした。
ただ、あまりやらない手法かも。