【ラノベ】グランクレスト戦記

水野良さんの新作が来ました！
ひゃっほーい。

ランク3.5


案の定いろいろな視点から書かれる群像劇みたいになるようです。
他でもやってるのでまぁ、承知はしてますが、
買い逃がしが発生するんだろうなぁ・・・。

新作なのであらすじから
混沌がすべてを支配する大陸。人々は混沌により生じる災害に怯え、それを鎮める力“聖印”を持つ者、君主に守られ生きてきた。だが、いつしか君主たちは「人々の守護」という理念を捨て、互いの聖印と領土を奪い合う戦乱へと突入していく―理念なき君主たちを軽蔑する孤高の魔法師シルーカと、故郷を圧政から解放するべく修練の旅を続ける放浪の騎士テオ。「わたしは騎士テオの聖印と契約し、永遠の忠誠を誓います」ふたりが交わした主従の誓いは、混沌と戦乱の大陸に変革の風をもたらすのか!?秩序の結晶である“皇帝聖印”を巡り繰り広げられる一大戦記ファンタジーが、いま始動する!!

ちょっと笑ったのはこの聖印というシステム
相手から奪って成長させる経験値みたいなものですが、奪われることもあるので
レベルダウンもありえます。
そしてこの印で配下の兵に特殊効果が与えられます。
そうです今般ソシャゲでよく見かける「リーダースキル」です（笑）
そして基本的にはこの聖印は代々受け継ぐことで維持されてきました。
えぇ、つまり生まれでMOBキャラは一生リーダーにはなれないのです。決定事項です。
しかし、極稀に自分で精製できる人もいるとか。
進化したらリーダースキル覚えるっていうアレですね。そもそも進化ってなんやねん。
そしてこの聖印が成長すると、従える部下の数や質が上がります。
部長と社長の違いですね。
ソシャで言うならコストですね。
いきなりガチャしても扱いきれないんですよ。

そういう意味でものすごくシステマチックな世界です。
混沌？はは、単なる属性の一種みたいなもんです。
まぁ、今まで以上にTRPGしやすそうですね（やったこと無いけど）

絵はレギオスでお馴染みの深遊さん。
レギオスっぽすぎてなんか私の中でほとんどテオがレイフォン化してます。
そりゃ萌え絵が似合う作品ではないけど・・・ちょっと似すぎかなとも思う。
深遊さんの作風的にどうしても似て見えるのは仕方ないのかもしれない・・・。

わたしがぶっちゃけTRPG興味ないのもあって
意外と辛口でランク3.5からです。
淡々と冒険譚（ダジャレじゃないよ）を書いていくだけだと思うので
読み物としてみた場合に、たとえば土橋先生の作品に在るようなギミックとかはもちろん無いでしょう。
そういうのが好きな私にとっては、ただのファンタジー小説止まりになると思うのです。
TRPGが好きならまた違った見方もできるんでしょうが。
内容3.0の世界観+0.5って感じです。
もちろん、1巻目は世界観を伝える役割も大きいと思うので、
ほんとに盛り上がってくるのは今後でしょうから、
そこに注目したいと思います。

あ、(動物の)耳キャラ出てくるとプラス補正デカイっすよ
でもでもケモナーはらめえええ！

マジで

マジで！！