【ラノベ】演じられたタイムトラベル

土橋てんてーｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
ってちょっと発売から間が開いてますが（笑）

土橋てんてーの本は気合入れて読まないといけないので、
いつも読み始めるまでに時間がかかるのです。
とくにメディアワークス文庫

さて大好きな作家と言われれば土橋真二郎と答える私です。
（オススメと聞かれればちょっと一般的ではないので挙げないですが）
ご紹介の前に今までのメディアワークス文庫での作品を振り返りましょう

・殺戮ゲームの館
感想記事（リンク）
汝は人狼なりや
が題材となっています。
読んでる当時はコレを知らなかったのでちょっと曲がった感想ですが、
知ってたらもう少し感想変わってたかも。

・生贄のジレンマ
感想記事書いてないっすね。
発売は殺戮→ジレンマだけど読んだ順番がジレンマ→殺戮
で、ブログにラノベ記事書き始めた時にはもうジレンマ読み終わってたので
記事にしてないっぽいです。
土橋てんてーの本の中でもぶっちぎりでいっちゃってます。
コレを読んだ後だと土橋てんてーの他の作品の心理描写がぬるく感じるくらい。
題材は囚人のジレンマ。
人間マジきたない。

そして演じられたタイムトラベル



まさかリアルで周回クリアを再現数とは・・・

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いままでのような小難しい題材ではない(とおもうけど・・・)
そして実際にタイムトラベルをするわけではないです。

題材はゲーム
しかもゾンビゲーム

自分たちがかつて作ったゾンビゲームを
リアルで再現するといったもの。

かといってゾンビが出てくるわけではなく
ゾンビ役のギミックが登場し、
要はそれに捕まるとゲームオーバー
そしてリアルでもそうなっていて首に付けられた外せないワイヤーによって
リアルでの死をもたらします。

不条理にも唐突に自分たちの作ったゲームになぞらえた
殺人ゲームに放り込まれた主人公たちは
記憶をたとりながらゲームクリアを目指します。

しかしただなぞるのではなく、
ゲームはタイムトラベルの要素を含みます。

ゲーム内の時間の過去に飛びクリアのための行動を行います。
その情報が現在に変換されます。
例えば今現在、鍵がかかっていて行けなくて困っている場所があれば
過去(という設定)に行って、鍵を開けてくれば、現在でも行けるようになります。
しかし矛盾をうむとその時点でゲームオーバーになります。
たとえば過去に飛んだ時に、前回の続きなら、同じ場所に居ないといけません。

しかし、このゲーム
初回は必ずBADENDになるという代物で・・・。



久しぶりに土橋先生渾身のギミックだったかなとおもいます。
読んでてなかなか面白かったです。
ストーリーライン的には殺戮ゲームの館の後の話ですね。
まぁほぼ関わりは無いみたいですが。
1度はBADENDという周回クリアという要素をリアルで見事に表現したのは
「はーなるほどー、そう表現するか」
と言わずにはいられないくらいの曲解でした（笑）

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